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朱閔

私は幼少より絵画を学び、中国宋元の筆墨精神を基盤としつつ、西洋絵画の技法や色彩理念を取り入れ、中西融合した独自の芸術スタイルを確立しました。

 

作品は構図が生き生きとし、筆致は繊細で、意境は清寂であり、個人の感情や思想を表現しています。

私は流派に拘らず、天地を師とし、自然を尊び、古人に学び、長所を広く吸収しています。

 

長年の創作を経て、「空色」をテーマにした作品集を作りました。

「空色」は『般若心経』「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色」に由来し、絵画が無から有へ、有から無へと循環する生命と精神の境地を象徴しています。

 

作品集の三シリーズ:

• 『万物·逍遥』:自然の景物を題材に、生命の本質や自然の美しさを静かで生き生きとした表現で描きます。この作品シリーズは、老荘思想に基づく「道法自然、無為逍遥」の理念に由来しています。

• 『般若·自在』:仏教人物を題材に、造形・色彩・質感の融合を通じて悟りと智慧を表現します。――「一念悟時、衆生皆是仏」。

• 『人間·清歓』:日常生活の温かさを描き、人生のさまざまな場面を表現します。蘇軾の言葉の通り「人間有味是清歓」。

芸術を橋として、より多くの人々に美学の精神的力を届けたいと思っています。

私にとって芸術は、創作であると同時に修行でもあり、心と世界との対話です。

 

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